風の谷のナウシカ・・その2冊目が出てきた。

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長い間姿を隠していた1冊だ。まったくジャンルの異なる本を探して、ゴミ山のような本たちの中から出現したのだ。7冊のうちの第2巻。この巻だけが行方不明だったのだ。誰かに貸して戻っていないのかとも思っていた。アニメの劇場版ナウシカはこの2冊目の前半までが描かれている。だから。当時は続編ができるというウワサが絶えなかった。宮崎駿は、まだ有名人でも巨匠でもなかった。ありそうな話として僕らは半分信じた。

書き留めておくこと・・・このアニメが何回目かにテレビで流れた頃、ナウシカに似た女の子のコトが好きだった。好きだった女の子にナウシカが似ていた。彼女の父親が昨年末に亡くなった。いいオヤジさんだった。そして、ちいさな物語はここからはじまる。

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だからどうしたと言われても困るのだけれど。

そのお姉さんは、○○の店内で品出しをしていた。僕は、わざわざその店にある商品を買いに出かけたのだ。この店のオリジナルの品で他では手に入らない。僕はすでに、その店でその品を2つ買い求めていて使い勝手がよいものだから、だからわざわざ出かけたのだった。2週間ほど前にこの店に寄ったときには、その品が展示の場所になかったのだ。そして、その日もその品はなかった。そこへ件の定員さんがカートを押して通りかかったわけだ。彼女はすぐに調べてくれて、注文することになると答えてくれた。そして実際に僕は注文した。その対応が的確で親切で心地よかった・・と記したかったのではない。確かに彼女の対応は的確で親切で心地よかったのだけれど。僕が書きたかったのは彼女が大変な美人だったということだ。間違いない。彼女は僕が過去2年間に会話したどの女定員さんより美人だ。美しい。

だからどうしたと言われても困るのだけれど。

僕らには感情を優先させるとき、思考回路を棚上げしてしまうことがある。

少なくとも僕にはある。たとえば夏の暑さとか、たとえば激しい雨音とか。突然メールをくれる友人とか。今日までのちょうど8日間、僕は思考を停止していた。思考を停止して過去の領域を見回っていた。古い風景は決して古びた風景ではない。それはちゃんと色のついた景色だった。

ただ、過去を歩く僕に思考はない。感覚があるだけだ。感情があるだけだ。亡くなった彼女と、最近連絡の取れていない彼女が、仲良く議論をしていた。笑顔で言い争っていた。それは97年の出来事だったはずだ。正しくはあのとき、彼女と彼女は直接対決などしてはいない。けれど、対決はしていたのだ。このどうしようもなく解りにくい解りやすさ。97年の夏の暑さは心地よかった。

この梅雨の始まりの頃

僕にとりついていた彼女が何処かへ行ってしまった。彼女とは、生前も親しくはさせてもらっていたけれど。むしろ彼女が亡くなってからの方が親密さは増していたように思う。その彼女が何も告げず、突然いなくなってしまったのだ。

家出のネコではないのだから、ある日突然、帰ってくるなんてことはないだろう。そう思う。

スター・ウォーズ

箱の中のスター・ウォーズのDVDを眺めると思い出すやつがいる。古い友人だ。彼はその頃からスター・ウォーズはすごいのだと言ってたからだ。日本でまだスター・ウォーズの1話め(Ⅳ)が公開される前、公開された頃、ちょこっと話題になった頃のことだ。もちろんまだビデオなど売ってない。どうやって見たのか思い出せないけれど。テレビは・・シマクンとこにはあったかも知れないが、彼は実家から通っていたからもちろんテレビはあったに違いないけれど、とにかく我が下宿には音の出る家電はラジオしかなかったそんな頃の話だ。

中学生の頃にはバレンタインデーはなかった

少なくとも鹿児島にはなかった。モテナイ男子の言い逃れではなく。バレンタインデーなんておいしい風習はなかったのだ。人気のある男子はいたのだから、間違いない。恵方巻きなんて、あるはずがない。それと同じようにチョコレートを贈るなんてあり得ないことだった。大体コンビニがなかったし、スーパーマーケットすらなかったのだから。こんな話を追求し始めると、終わらなくなる。

高校生の終盤に、ませた女子の中にチラホラあったのかもしれないけれど、それは僕らの周囲には影響なかった。年間行事のひとつになり始めてからのバレンタインデーは別の意味で僕にはあまり意味あるものではなかった。山のように積まれるチョコレートは打算と計算,賄賂だし政治だった。義理だった。

気の利いた店や売店にはハートのマークと女の子たちがあふれていた。明日は雪だと東京キイ局のニュースが告げていた。ガンバレ。

けれども君の再婚の話には驚きました。

君は高校生の頃から3ヶ月に1回は一生の恋をしていましたが。まさに瞬時に永遠を生きて、一生の恋の奥さん亡き後、喪中はがきの次の年賀が再婚そしてすでに新妻は出産も済ませており。どう考えても日数はあわないわけで。驚きました。驚きました。去年の暮れから新年にかけての十大ニュースのひとつです。