命の電話

DSCF7888-001

そんな大袈裟なものではない。だけれども、僕の携帯に電話をかけてくるのは彼だけなのだ。絶妙のタイミングだ。本当にくだらないことをしゃべっているのだけれど。彼の電話があるから僕は生きている。なんて言わない。そんなことはない。今朝、ほんの少しだけ雪が積もった。地面の上ではなく。木の葉の上に申し訳なさそうに残っていた。太陽が高くなる前には消えてしまっていたけれど。寒い。

広告

「わたしです」と名のる電話がかかってくる

僕の番号を知っているのだから,僕を知っている人物に違いないのだけれど。彼女は「もしもし」に対して、「わたしです」と・・。私?誰だよ。私では解らない。心当たりがない。心当たりがありすぎて解らない。

焦る僕。余裕の彼女。だからこそ、ますます解らない。彼女は誰?